卒業間近の私は、悲しいことに一文無しに近い。
不況でアメリカ人の学生も奨学金が減っていると聞いている。うちの大学の去年の卒業生は、平均約$110,000(約830万円!)の借金を抱えているとのデータが出た。
NPになるためには、経済的にも険しい道をたどらないといけない。
医学生向けの奨学金制度はたくさん見かけるけど、看護学生、留学生に限定してみると皆無に等しい。
そんな中、看護学生でも応募できる奨学金がある。米国日本人医師会からのもの。
http://www.jmsa.org/index.php?Itemid=54&option=com_facileforms
私も幸運なことに今年いただいた。
これは返済不要だけど、応募時にプロジェクトを提案して、受賞したら実施しなければならないという規定がある。
このプロジェクト内容に合否がかかっているような気がする。
これから応募される方、Good Luck!! 締め切りは12月31日です。
2011年10月30日日曜日
2011年10月26日水曜日
すごいNPに囲まれ
来年3月に元プリセプターVと講演のため日本に行きます。
以前からブログを読んでくれている方はVのことはよくご存知だと思いますが、歩く辞書みたいな人です。ほんとにすごい人です。
実習の学内カンファレンスで毎週会っているけれど、昨日久しぶりに彼女のレクチャーを聞いて、鳥肌が立った。実習でのあの苦い経験を思い出して冷や汗だったかもしれないけど(笑)
何十年頑張っても、どうあがいてもVには追いつけない気がする。
今のプリセプターNといい、このVといい、プリセプターの枠を越えて 、私のメンターになってくれている人に指導してもらえてうれしい。この二人に出会えただけでも、アメリカに来た甲斐があった。
Vとの日本滞在どうなることやら。とっても楽しみ。
以前からブログを読んでくれている方はVのことはよくご存知だと思いますが、歩く辞書みたいな人です。ほんとにすごい人です。
実習の学内カンファレンスで毎週会っているけれど、昨日久しぶりに彼女のレクチャーを聞いて、鳥肌が立った。実習でのあの苦い経験を思い出して冷や汗だったかもしれないけど(笑)
何十年頑張っても、どうあがいてもVには追いつけない気がする。
今のプリセプターNといい、このVといい、プリセプターの枠を越えて 、私のメンターになってくれている人に指導してもらえてうれしい。この二人に出会えただけでも、アメリカに来た甲斐があった。
Vとの日本滞在どうなることやら。とっても楽しみ。
2011年10月24日月曜日
NP学生をしていて最近感じていること
このブログを始めた頃、NPのことをよく理解していなかった。
そして頭で理解するようになってからも、どちらかというとやや否定的だった私。
実際にNP学生としてどっぷり浸かり始めて、
NPってなんて素敵な職種なの~~~と思わずにいられない毎日:)
責任は重いけど、医学をしながらナースの役割も果たせる。
外来治療が中心のがん医療の中で、患者指導はとっても大切。好中球2個だろうが、発熱なければ外来で治療しているアメリカ。
どんな時には即連絡したらいいのか、どんなセルフケアをしたらいいのかなど、こういったことはナースが得意としているところ。
NPプログラムに進学する前に、RNライセンスを要求していない大学院もあって、うちの大学院にあるみたいに、RNとNPを3年で取れるコースもある。
だけど個人的に最近思うのは、今までの看護経験がものすご~~~く生かされているということ。だから、RNの経験を積んでからNPになった方が後で深みが増すような気がしてならない。まだNPになってないけど、そんな気がする。
そしてがん看護NPになりたいのなら、それまでにがん以外の分野での経験をしておいた方がいい気がする。
ナース新人時代の3年間ほど、ICUのない病院の外科病棟で勤務した。がん患者さんもいたけど、良性の患者さんもたくさんいた。今になってその時の経験がものすご~~く役に立っているのを感じている。不思議なことにその時に経験したことを、なぜか最近よく思い出す。
まあ、個人的なおっきなつぶやきです。
そして頭で理解するようになってからも、どちらかというとやや否定的だった私。
実際にNP学生としてどっぷり浸かり始めて、
NPってなんて素敵な職種なの~~~と思わずにいられない毎日:)
責任は重いけど、医学をしながらナースの役割も果たせる。
外来治療が中心のがん医療の中で、患者指導はとっても大切。好中球2個だろうが、発熱なければ外来で治療しているアメリカ。
どんな時には即連絡したらいいのか、どんなセルフケアをしたらいいのかなど、こういったことはナースが得意としているところ。
NPプログラムに進学する前に、RNライセンスを要求していない大学院もあって、うちの大学院にあるみたいに、RNとNPを3年で取れるコースもある。
だけど個人的に最近思うのは、今までの看護経験がものすご~~~く生かされているということ。だから、RNの経験を積んでからNPになった方が後で深みが増すような気がしてならない。まだNPになってないけど、そんな気がする。
そしてがん看護NPになりたいのなら、それまでにがん以外の分野での経験をしておいた方がいい気がする。
ナース新人時代の3年間ほど、ICUのない病院の外科病棟で勤務した。がん患者さんもいたけど、良性の患者さんもたくさんいた。今になってその時の経験がものすご~~く役に立っているのを感じている。不思議なことにその時に経験したことを、なぜか最近よく思い出す。
まあ、個人的なおっきなつぶやきです。
2011年10月23日日曜日
2011年10月17日月曜日
実習後半戦
心を入れ替え、ブログをもう少しまめに更新しようと思う。
プリセプターNとの実習が先週終わる予定だった。こんなにいいプリセプターになかなか出会うこともないだろし、もっともっとNから学びたかったから、名残惜しくて。。
Nにこの気持ちを伝えたら、「このままここにいてもいいわよ。患者さんも喜ぶと思うし。」と。
えっ?何ですと?思わず聞き返しちゃったよ。
アドバイザーTと実習のコーディネーターをしている元プリセプターVに連絡したら、即OKが。
何といううれしい展開。
唯一気がかりだったのは、同じがんセンター内の別のクリニックでプリセプターをしてくれる予定だったJになんて言おうかということ。このがんセンターのあるCNSが看護学生の実習のコーディネートをしてくれていて、相談したら代わりにこのCNSが伝えてくれることになった。
このJとメールで何度かやり取りをしていたけれど、とても感じがよかったんだよね。ちょっと残念だけど、Nから引き続き指導を受けられるのは最高の幸せ。
NP学生最後の、学生時代最後の実習を、今までで最高のプリセプターNの指導の下できるなんて。
残り実習時間約120時間。卒業まであと7週間。よっし!
プリセプターNとの実習が先週終わる予定だった。こんなにいいプリセプターになかなか出会うこともないだろし、もっともっとNから学びたかったから、名残惜しくて。。
Nにこの気持ちを伝えたら、「このままここにいてもいいわよ。患者さんも喜ぶと思うし。」と。
えっ?何ですと?思わず聞き返しちゃったよ。
アドバイザーTと実習のコーディネーターをしている元プリセプターVに連絡したら、即OKが。
何といううれしい展開。
唯一気がかりだったのは、同じがんセンター内の別のクリニックでプリセプターをしてくれる予定だったJになんて言おうかということ。このがんセンターのあるCNSが看護学生の実習のコーディネートをしてくれていて、相談したら代わりにこのCNSが伝えてくれることになった。
このJとメールで何度かやり取りをしていたけれど、とても感じがよかったんだよね。ちょっと残念だけど、Nから引き続き指導を受けられるのは最高の幸せ。
NP学生最後の、学生時代最後の実習を、今までで最高のプリセプターNの指導の下できるなんて。
残り実習時間約120時間。卒業まであと7週間。よっし!
2011年10月14日金曜日
視界が開けた日
これは私のつぶやき。そして10月6日の出来事。
結論をみるとたいしたことではないんだけれど、私にとってはものすごく大切な日になった。
今のプリセプターNは、今までのプリセプターとちょっと違う。がん患者さんがかかるいろいろな科を見た方がいいという考えを持っていて、今まで外科、放射線治療科、緩和ケア科のNPとも実習できるようにアレンジしてくれた。それから、NPの指示を受けて抗がん剤などを投与するRNを2時間ほどシャドーイングさせてもらったことも。どんなことに気をつけて処方したら、忙しい通院治療センターのRNに間違いなく指示が伝わって、最終的にはミスを最小限にできるか。そんなことも学ばせてもらった。
今日は緩和ケア科で実習してきた。
緩和ケア科での実習を終えて、Nと話をし始めたら、私の目の前で10年近くもやもやしていたものが一気に晴れた。
がん看護師になろうと、いや看護師自体になろうと決めたきっかけは、がん患者さんの症状緩和をしたかったから。あえて専門を名乗るとなると、緩和ケアになる。
だけど、前にも書いたように、違和感を感じていたのよね。
がん治療がどんどん複雑になってきている。単に抗がん剤などの種類が増えているからではなくて、昔は手術だけ、化学療法だけだったのが、今や術前あるいは術後、それから手術前後両方で、化学療法と放射線治療を併用した方が生存率が上がるなどのデータが出てきたりしていて、1人の患者さんがいくつもの種類のがん治療を受ける時代に突入しているから。
CNSになってからも、ELNECのトレーナーになってからも、緩和ケアが専門です、と言うことに違和感を覚えていた。
日本でもアメリカでも、がん看護のサブスペシャリティーは化学療法、放射線療法、緩和ケアの大体3つに大別されている。CNSになってから、サブスペシャリティーは何か、本当にやりたいことは何か、よく考えていた。
症状緩和のために、化学療法だって放射線治療だって行われている時代。私の知っている狭い世界の中で緩和ケアを専門にしているナースは、なぜか化学療法の「か」の字も放射線治療の「ほ」の字も知らない人が多いような気がしていた。自分のことを棚にあげて言うけど、疼痛一つを取っても、アセスメントが浅いような気がしていた。患者さんの全体像を把握できているのか疑問に感じていて、だからか出てくる鑑別診断がものすごく少ない気がしていた。
今の実習先は消化器内科外来で、食道がん(←私の大好きな)、肝臓がん、すい臓がん、大腸がん患者さんが多い。プリセプターNの専門は中でもすい臓がんなので、痛みの強い患者さんがたくさんやってくる。だけど、緩和ケアチームに依頼することはすごく稀。というのも、Nががん治療をするだけでなくて、積極的に緩和ケアもしているから。
緩和ケアはがんと診断された時から終末期のいずれの時期でも行われるべき。頭ではわかっていたけれど、実際に実践している人はほんの一握りの人のような気がしていた。Nが実践している姿を目の当たりにしていると、緩和ケアが何も特別なケアでないことだと思えてくる。
マネジメントの難しい症例もあるから、緩和ケアチームの存在は頼もしいし必要だ。だけど、Nのように緩和ケアチームに属していない人だって、緩和ケアを実施しているし、できるのだ。
緩和ケアの中でも私がやりたいのは、治療期の症状緩和。治療に関連した症状については、緩和ケア専門ナースよりは、私たちの方が熟知している。
Nのように、治療期の患者さんに関わりながら、緩和ケアをこれからも実践していこうと思う。だけど、私はこれからも緩和ケアが専門ですと標榜しないし、それに緩和ケアを実践してもあえて標榜しなくていいんだと今日確信した。自分がこれから取るべき道が見えてきた。
2011年10月12日水曜日
自律
NPの仕事の魅力を日に日に強く感じるようになっている今日この頃。比較する必要はないけど、どうしてもCNSと比較してしまう自分がいる。比較要素はたくさんあるけれど、自律性の面では、断然にNPの方が高い。今日もそんなことを感じながら、ある患者さんを入院させた。
実習先のがんセンターは、外来治療のみ行っていて、入院が必要な場合は、お隣の病院に送ることになる。電子カルテも共有しているし、どちらの病院も行き来している医師もNPもいるから、実質同じ病院のような状態。
ある膵臓がんの患者Dさんを毎週フォローしている。胆道の閉塞があって、胆道にチューブを入れているが、腫瘍が押しつぶして、ここ最近2週間に1度 interventional radiologyという部署で、そのつど太いチューブに入れ替えている。
Dさんは、気持ちがすごく強くて、PS2~3で倦怠感がものすごくあるのに、体力温存のために毎日45分ほど散歩している。
もともとある黄疸が先週よりもさらに強くなって今日やってきた。総ビリルビン10.5と高い上に、白血球も15,000で、胆道炎を起こしているのは明らかだった。
いくら外来治療が中心のアメリカといえど、入院して抗生物質の投与が必要。Dさんは入院が大嫌いで、今までも頑なに拒否していた。今日は何とか説得した。
血培、抗生物質のオーダー、貧血もあったので輸血オーダー、マグネシウムが低かったからこれもオーダー。さらに入院のオーダーに、Interventional radiologyでチューブの閉塞がないか確認してもらうために連絡。
そして入院後のフォローをするフェロードクターに電話で連絡し、それから入院のための記録のディクテーションも大急ぎでして、、1人入院させるのって、毎回思うけど本当に大変。
責任の重さを痛感している一方で、ナースが自律してこんなにも多くのことができることのおもしろみも感じている。
実習先のがんセンターは、外来治療のみ行っていて、入院が必要な場合は、お隣の病院に送ることになる。電子カルテも共有しているし、どちらの病院も行き来している医師もNPもいるから、実質同じ病院のような状態。
ある膵臓がんの患者Dさんを毎週フォローしている。胆道の閉塞があって、胆道にチューブを入れているが、腫瘍が押しつぶして、ここ最近2週間に1度 interventional radiologyという部署で、そのつど太いチューブに入れ替えている。
Dさんは、気持ちがすごく強くて、PS2~3で倦怠感がものすごくあるのに、体力温存のために毎日45分ほど散歩している。
もともとある黄疸が先週よりもさらに強くなって今日やってきた。総ビリルビン10.5と高い上に、白血球も15,000で、胆道炎を起こしているのは明らかだった。
いくら外来治療が中心のアメリカといえど、入院して抗生物質の投与が必要。Dさんは入院が大嫌いで、今までも頑なに拒否していた。今日は何とか説得した。
血培、抗生物質のオーダー、貧血もあったので輸血オーダー、マグネシウムが低かったからこれもオーダー。さらに入院のオーダーに、Interventional radiologyでチューブの閉塞がないか確認してもらうために連絡。
そして入院後のフォローをするフェロードクターに電話で連絡し、それから入院のための記録のディクテーションも大急ぎでして、、1人入院させるのって、毎回思うけど本当に大変。
責任の重さを痛感している一方で、ナースが自律してこんなにも多くのことができることのおもしろみも感じている。
2011年10月1日土曜日
あらら
また更新してなかった。それにも関わらず訪問して下さった皆さま、ありがとうございます。
この1ヶ月夢のような日々を過ごしていました。ボストンまでの片道3時間ほどの通勤(通学?) が始まってます。遠距離通勤が些細なことに思えるほど、充実した実習&生活を送っています。
まずはプリセプターN、今までで最高のプリセプターかも。元プリセプターVを柔らかくした感じ。
アメリカで初めての消化器がんNP3人のうちの1人で、歩く知識人?歩く辞典みたいな人。
ユーモアもあるし、患者さんにもすごく人気があるし、こんなすごい人に指導してもらえて幸せ者。
実習先のがんセンターは、患者さんにとって痒いところに手が届くようなサービスもいろいろしている。
そしてボストン滞在を優雅なものしてくれているのが、ボストンのママNさん。お部屋を提供して下さり、そして朝・夕食も用意してくれ、なんとランチまで作って下さるのだ。長距離通勤だけで疲れ、実習以外のことを考える余裕がない私が、勉強に集中できるようにと協力して下さっている。
いろいろな方に支えてもらってます。気づけば卒業まであとちょうど2ヶ月。実習時間も残り約150時間ほど。ゴールが見えてきた。
この1ヶ月夢のような日々を過ごしていました。ボストンまでの片道3時間ほどの通勤(通学?) が始まってます。遠距離通勤が些細なことに思えるほど、充実した実習&生活を送っています。
まずはプリセプターN、今までで最高のプリセプターかも。元プリセプターVを柔らかくした感じ。
アメリカで初めての消化器がんNP3人のうちの1人で、歩く知識人?歩く辞典みたいな人。
ユーモアもあるし、患者さんにもすごく人気があるし、こんなすごい人に指導してもらえて幸せ者。
実習先のがんセンターは、患者さんにとって痒いところに手が届くようなサービスもいろいろしている。
そしてボストン滞在を優雅なものしてくれているのが、ボストンのママNさん。お部屋を提供して下さり、そして朝・夕食も用意してくれ、なんとランチまで作って下さるのだ。長距離通勤だけで疲れ、実習以外のことを考える余裕がない私が、勉強に集中できるようにと協力して下さっている。
いろいろな方に支えてもらってます。気づけば卒業まであとちょうど2ヶ月。実習時間も残り約150時間ほど。ゴールが見えてきた。
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